「中国バスケの星」の行く先がようやく決まった。
NBA(全米バスケットボール協会)のミルウォーキー・バックスは29日、今年6月のドラフトで指名していた中国の易建聯の入団を発表した。10月1日に渡米し、シーズン前のキャンプに参加する。背番号は11。中国メディアの報道によると、契約は複数年の「2+2方式」で、2年間は契約が保障され、次の2年はチーム側に選択権がある。初年度の年俸は277万ドル(新浪体育より)。
今年6月28日に行われたNBAのドラフトで易建聯はバックスから指名を受けたが、「華僑が多い大都市」を望む本人サイドの希望にかなわなかったため、代理人を通じて、トレードを交渉していた。だが、オーナー自ら交渉に赴くなど、易の入団を熱望。その結果、昨日午後、契約締結となった。出場時間の確約など、オーナー自らが口頭で、約束したことなども決め手となったという。
これで、易建聯は、王治チ、バタール、ヤオミンに続いて、4人目のNBAプレーヤーとなる。
易建聯
1987年10月27日生まれ。広東省出身。
身長212センチ。体重110キロ。
1999年、12歳のころからバスケットボールを始め、深セン体育学校を 経て、2002年、CBA広東チーム入り。その年に、国家代表に選出さ れた。
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