← 歴史的アーカイブ一覧へ北京五輪メインスタジアムの国家体育場(愛称:鳥の巣)での初大会となる競歩の五輪テスト大会は、今日の男子50キロで全日程を終了した。
昨日午前に行われた男子20キロには、エースの山崎勇喜をはじめ、日本人3選手が出場し、五輪コースの試走を行った。
ゴール後の日本人選手が語ったコースへの感想は「直線が長い」「路面が硬い」という2点だった。
競歩のコースは、国家体育場をスタートしたあと、外に出て、スタジアム西側の直線コースを往復するというもの。この直線コースが非常に長く、選手たちにとってみれば、限りなく続く道を歩き続けているような感じとなる。
折り返し地点 この延々と続くコースを往復することになる
次々と風景が変わっていけば競技中も気分転換になるのだろうが、このコースは、国家体育場などのメイン施設が入っているオリンピック公園の中であり、見える風景も非常に単調で、かわり映えしない。ここを走破するのは相当の忍耐力を必要とするだろう。
もう一つ、選手たちを悩ませたのが硬い路面である。路面は全て石畳が敷かれており、これがかなり硬い。『後半は足の裏が熱くなってきた』という山崎は「8月はもっと厳しくなる。シューズメーカーと相談して対策を考える」と語る。
硬い路面が選手たちを悩ませた
私も選手たちが歩くのと全くおなじ石畳を彼らと同じように歩行してみた。
シューズも彼らとは違うし、単純には比較できないのだが、確かに、近くにあるアスファルトの路面が若干の柔らかみを足裏に感じるのに対して、この石畳は足の甲の部分に『ズンズン』と跳ね返りが加わり、衝撃が強い。
特に、北京は雨が少なく、乾燥しているからだろうが、表面に湿り気が全くなく、硬い表面の衝撃がそのまま足に伝わってくる気がする。山崎選手は『滑りやすいということはなかった』というが、これだけ乾いていれば、シューズの質と路面状況によっては、ズルリと足裏がすべるような感覚も受けるかもしれない。
『直線が長い』コース設定は対策のしようがないが、路面の衝撃については、今後、シューズの改良や歩行フォームなどにより、対応することは可能だろう。五輪100日あまり前のこの時期に、コースを実際に歩けた意味は非常に大きい。万全の対策を練って、本番に臨んで欲しいと思う。
HISTORICAL ARCHIVE / 2008-04
“鳥の巣”初大会の競歩,「コースが長く、硬かった」
過去掲載記事をアーカイブから復元したものです。本文は当時の表記を維持しています。
出典・公開日時・復元状況
- 原掲載先
- スポーツナビ+/スポーツCHINA〜体育中国
- 筆者(原ページ署名)
- 朝倉浩之
- 当時の公開日時
- 2008/04/19 14:16 GMT+9
- 公開日時の根拠
- dc:dateとページ内日付・投稿時刻を照合一致
- 復元元URL
- http://www.plus-blog.sportsnavi.com:80/asa8043/article/409
- 保存日時(UTC)
- 2008-04-23T22:38:24Z
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