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HISTORICAL ARCHIVE / 2008-04

フェンシング世界選手権開幕、日本エース太田は五輪金に手応え

過去掲載記事をアーカイブから復元したものです。本文は当時の表記を維持しています。
出典・公開日時・復元状況
原掲載先
スポーツナビ+/スポーツCHINA〜体育中国
筆者(原ページ署名)
朝倉浩之
当時の公開日時
2008/04/18 15:06 GMT+9
公開日時の根拠
dc:dateとページ内日付・投稿時刻を照合一致
復元元URL
http://www.plus-blog.sportsnavi.com:80/asa8043/article/406
保存日時(UTC)
2008-04-23T22:38:09Z
Internet Archive
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当時の公開日時:2008/04/18 15:06 GMT+9 / 筆者:朝倉浩之

フェンシングの五輪テスト大会を兼ねた世界選手権が18日、北京の国際会議センターフェンシング館で開幕。初日は男子の団体戦が行われ、日本は初戦で香港を44-37で下したものの、2回戦はロシアに39-45で敗れた。 同競技場は、近代五種のフェンシング会場でもあり、去年秋に一度訪れたが、総当りで数多くの対戦が組まれる近代五種のフェンシングとは、会場の設営も全く異なる。今回は、かなり間をおいての開催だが、北京五輪本番では、非常に短時間での会場の組み換えが必要になるから大変だ。 会場設備の評判については上々のようだ。北京五輪出場を決めている太田雄貴(同志社大学)は『設備は間違いなく世界ナンバーワン』と絶賛した。選手だけでなく、観客にとっても、フェンシングの臨場感をたっぷり味わえる競技場だ。スタンドが非常に低く設置されており、ほぼ水平面で試合を観戦できる。フェンシングに最良の設備が整った競技場といえよう。 2戦目のロシア戦、日本は序盤リードを許したものの、4人目の千田健太(中央大学)が追い上げ、13-14の1点差でエースの太田へ。「どうも乗り切れなかった」という太田だったが、力を見せ、一時逆転した。だが、その後はまたロシアペースとなり、点差がじわじわと広がった。ラストに登場した太田は猛追を見せたものの、結局、日本は39-45で敗れた。 日本のエース太田「金メダルを期待して欲しい」 後半の猛追にも関わらず、ロシアに惜しくも敗れた団体戦。汗びっしょりになって、引き上げてきた太田雄貴(同志社大学)は「だんだん悔しさがこみ上げてきた」と無念の表情を隠さなかった。 格上のロシアを相手にトップで出た太田。当然、チームに勢いをつけて、次の千田、福田につなげる責任があった。だが、「気持ち、体力面で最高の状態になっていなかった。二人に申し訳ない」と悔やむ。『勝てない試合ではなかった』という言葉が二度、三度と太田の口をついて出てくる。気持ちが十分に乗って、気合が入ってきたのは、5点差を追って、最後に登場したときだった。だが、猛追は及ばず。 敗戦と同時に世界との差が十分に分かる試合にもなった。体力面での課題も見つかった。日本では敵なしだった太田にとって、世界で、しかも五輪の会場を舞台に試合ができた価値はやはり大きい。『久々に悔しいという気持ちになれた。これが北京五輪に生きれば・・・』と団体戦の成果を語る。 「北京五輪での目標は?」と水を向けた。「メダルを期待してもらっていい。そして、もちろん真ん中(金メダル)を取りたい」ときっぱり。 敗戦をバネに目覚めた日本のエースに、フェンシング日本初のメダルを期待したい。 透明のマスクに四苦八苦 マスクが『金網』ではなく透明のもの・・・大会で使用するマスクの種類を選手が知ったのは昨日のことだった。ただ「金網」か透明かというのは、フェンシングで最も大切な視界に影響する。見た目が魚眼レンズのように、若干変化して見える透明のマスクは、各選手とも、あまり使用経験がなく、各選手とも「慣れるのに苦労した」と口を揃えた。
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