← 歴史的アーカイブ一覧へ北京の国家体育館で行われているパラリンピックのテスト大会「車椅子バスケットボール」の最終日、日本は昨日の準決勝でカナダに敗れたため、3位決定戦に回った。
相手は、初戦で下している中国。パラリンピック種目ではまだまだ『発展途上国』の中国だが、最近、育成にも非常に力を入れている。初戦のあと、その成長ぶりに、日本選手が「驚いた」と口を揃えた。
すでに23日にはパラリンピックの組み合わせも決定しており、中国が同組に入ることは決定している。いまや『格下』ともいっていられない中国を相手に、日本が目指すバスケ「スピードバスケ」が展開出来るか・・が今回のテーマだ。
今日は出来るだけの選手を試すため、『選手起用の試合(岩佐監督)』と位置づけた試合。選手を積極的に入れ替え、「選手交代で流れを作るベンチワーク(岩佐監督)」にチャレンジした。第1クォーターは、序盤は接戦となったが、後半から得点を重ね、20-13でリードして終えた日本。
第2クォーターに入って、日本の決定率がやや落ちたものの、高さのある中国をかいくぐって、得点を重ねる。一方の中国も生きのいいボール回しを見せた。大型の選手が多い中国が頭から上でボールを回される中、好機を捉えて、すばやいパス回しでゴール前へ展開する日本。テクニックでは日本のほうが上だが、決して大きな差は感じさせないというのが正直なところだ。第2クォーターは31-24で点差は大きく変わらず。
第3クォーターは、日本に元気があった。初戦では、やや「遠慮気味」にプレーしていた選手たちだが、回を追うごとに声が出るようになった。特にベンチが選手と一丸となって声を掛けて作る一体感は、“大人しい”中国サイドを圧倒していると思う。結局、このクォーターは日本が点差を広げ、47-32とした。
最終クォーターは、疲れの見える中国に対し、日本が安定したボール回しを見せた。さらに点差を広げた日本が、61-44で貫禄を見せた。
中国随一の大型体育館で、声を掛け合うコミュニケーションの大切さを改めて感じたという女子日本代表。今年の本大会で、シドニーの銅以上を狙う彼女らにとっては、大きな収穫をもたらしたテスト大会だった。
なお、決勝はカナダが大接戦の末、51-50で勝利し、優勝を果たした。
HISTORICAL ARCHIVE / 2008-01
五輪テスト大会、日本はパラリン「車椅子バスケ」で大収穫の3位
過去掲載記事をアーカイブから復元したものです。本文は当時の表記を維持しています。
出典・公開日時・復元状況
- 原掲載先
- スポーツナビ+/スポーツCHINA〜体育中国
- 筆者(原ページ署名)
- 朝倉浩之
- 当時の公開日時
- 2008/01/25 18:41 GMT+9
- 公開日時の根拠
- dc:dateとページ内日付・投稿時刻を照合一致
- 復元元URL
- http://www.plus-blog.sportsnavi.com:80/asa8043/article/325
- 保存日時(UTC)
- 2008-01-29T19:59:52Z
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