← 歴史的アーカイブ一覧へまずは女子シングルス、第2シードの謝杏芳と第2シードの朱琳の決勝がセンターコートで始まった。謝杏芳といえば、男子第1人者の林丹のフィアンセでもある。「未来の夫」にまずは一足先に勝利の誕生日プレゼントを贈れるか・・・。
第1セットは朱琳が先攻したものの、謝杏芳が追い上げ、前半は11-8。朱琳がややリードして折り返した。休憩タイムのあとは、また謝が連続ポイントし、接戦に持ち込む。
バドミントンは実力の差、テクニックの差が試合の結果にもろに現れ、なかなか大番狂わせがないスポーツだ。今回も、大会序盤から、試合を見てきたが、トップレベルの選手たちと中国の2軍、3軍の選手が対戦しても、まるでプロと高校生、というレベル差。だが、さすがに世界トップ5を担うこの2人は「モノ」が違う。
観客席も徐々に埋まってきて、2階席は8割がた満員。前方の席がまだ空いているという状態。サイドスタンドには、例のごとく、黄色のTシャツを着たサクラの応援団が整った応援を展開している。恐らく、この北京工業大学の学生さんだろう。
先にセットポイントを取ったのは、追い上げて逆転した謝杏芳。だが、負けじと朱琳が追いつき、20-20となる。一本、一本、会場はうなるような歓声が上がり、1セット目からまるでクライマックス・・・。さすがはバドミントンが国民的人気を誇る国だけある。
結局、最後は謝杏芳が23-21で第1セットを取った。
第2セットに入って、謝杏芳のリズムが良くなってきた。コートをかけるステップも第1セットより軽くなったような気がする。だが朱琳も粘りを見せ、謝のミスを誘って、このセットもまた接戦となる。前半は11-10の謝杏芳リードで休憩に入った。
それにしても互いの駆け引き、ラリーの応酬はさすが世界トップレベルの二人である。同じ中国人同士、数々の国際大会でも決勝、または準決勝で何度も顔をあわせたことがある二人で、互いに全てを知り尽くしている。その上で、この小さなコートで、打ち合うわけだから、その精神力のぶつかり合いというのは、想像力を絶するものがある。
その後は互いに点を取り合い、3点差以上に開くことなく、試合が進んでいく。最後は謝杏芳が20-19でマッチポイントを握り、勝利。セットカウント2-0で世界ランク2位の謝が優勝を果たした。
謝杏芳(中国)の試合後コメント
「彼女(朱琳)とはそれほど力の差がないから、簡単にミスをしないように気をつけた。オリンピックの会場という気負いはあまりなく、リラックスしてプレーできたのがよかった。今回の目的は、会場に慣れることだ。」
(恋人の林丹について)
「彼の誕生日が今日っていっても、それは関係ない。勝つことは私の仕事。でも、それが彼(林丹)に上げられたから、二重に良かったと思う。今から、彼の試合を見て、その後は友人と一緒に、誕生日を祝う」
コート手前が優勝した謝杏芳(大会第2シード、世界ランク2位)
HISTORICAL ARCHIVE / 2007-10
プレ五輪・バドミントン、女子Sは世界2位の謝杏芳が優勝
過去掲載記事をアーカイブから復元したものです。本文は当時の表記を維持しています。
出典・公開日時・復元状況
- 原掲載先
- スポーツナビ+/スポーツCHINA〜体育中国
- 筆者(原ページ署名)
- asa8043
- 当時の公開日時
- 2007/10/14 19:22 GMT+9
- 公開日時の根拠
- dc:dateとページ内日付・投稿時刻を照合一致
- 復元元URL
- http://plus-blog.sportsnavi.com:80/asa8043/article/250
- 保存日時(UTC)
- 2007-10-15T07:00:26Z
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