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HISTORICAL ARCHIVE / 2007-09

女子サッカーW杯、中国は明日デンマーク戦。ドマンスキー体制で何が変わったか?

過去掲載記事をアーカイブから復元したものです。本文は当時の表記を維持しています。
出典・公開日時・復元状況
原掲載先
スポーツナビ+/スポーツCHINA〜体育中国
筆者(原ページ署名)
朝倉浩之
当時の公開日時
2007/09/12 00:14 GMT+9
公開日時の根拠
dc:dateとページ内日付・投稿時刻を照合一致
復元元URL
http://www.plus-blog.sportsnavi.com:80/asa8043/article/207
保存日時(UTC)
2007-09-18T14:47:43Z
Internet Archive
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当時の公開日時:2007/09/12 00:14 GMT+9 / 筆者:朝倉浩之

女子サッカーW杯は昨日開幕。今日は3試合が行われ、日本が劇的なFKからのゴールで2-2の同点に持ち込み、初戦はタイでスタートした。 さて、12日はいよいよ、ホスト国、中国が登場する。中国は今大会、ベスト4以上を狙っている。最終目標は来年の五輪でのメダル・・・それだけに、今大会は最低でも決勝トーナメント出場は果たさなければならないだろう。 今大会は、中国にとって、4月からチームの指揮をとっているドマンスキー監督の初の大規模な国際試合となる。 今年47歳のドマンスキー監督は2003年のW杯でスウェーデンを準優勝に導くなど、豊富な指導経験で知られている。そのドマンスキー氏のもと、わずか4ヶ月ではあるが、中国代表は大きな変化を遂げたように思う。 ドマンスキーが選手たちに要求することは「自身を持つこと」「攻撃的サッカー」「スピード」の3点である。 この4ヶ月あまり。ドマンスキーの「攻撃の意識」は選手たちにも浸透しつつあり、練習試合とはいえ、12勝2分け4敗という上出来の結果を残した。ドマンスキーは、プレ五輪となった『4カ国対抗戦』を始めとする試合で、絶対に『攻撃の手を緩める』ことを許さなかった。例え、点差が開いても、常に『次の1点』を狙うために選手を動かし、またフレッシュな選手を入れ替えた。『時間稼ぎ』も許さず、選手たちに『常に攻撃』する姿勢を徹底させた。このあたりから、ドマンスキーの目指すものが見えてくる。 かつての『強い中国』はボールコントロール、中盤での支配、パスの正確性において、世界でも一流の水準にあった。今の選手たちは、個人の能力では、以前に及ばない。だが、ドマンスキーは彼女たちに、スピードアップ、それぞれの局面で常に『数的優位』を作ることを徹底した。これにより、中国女子は新たなスタイルを作り上げつつある。 今回、中国代表のメンバーを見ると、21人のうち、11人が攻撃的な選手。それだけでも、ドマンスキーが「攻撃サッカー」を目指していることが良く分かるだろう。また、メンバーのうち、前回大会を経験しているのは8人。さらに、国際大会の出場経験がほとんどない若手を多く入れてきた。そしてキーパーを始め、センターラインと前線の一部にベテランを配置し、それ以外には積極的にフレッシュな若手を登用する。このことから、「積極的な攻撃と安定した試合運び」を目指すドマンスキーの試合像が見えてくるだろう。 まずは明日のデンマーク戦が大きなポイントとなる。予選リーグ最終戦のニュージーランド戦は、ある程度、勝ち点3を計算できるため、次のブラジル戦次第・・という情況が生まれてくるからだ。このデンマーク戦で勝てば、予選リーグ突破が一気に間近に見えてくることになる。デンマークとはこれまで4勝1敗3分け。数字の上からは、中国が有利だが、W杯ではデータは全くあてにならない。実力差も、決して圧倒的、というわけではない。まずはデンマーク戦の勝敗に注目したい。
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