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日本代表 9-4 フランス代表
プレ五輪「グッドラック北京」シリーズの「国際野球招待戦」の準決勝が21日行われ、日本はフランスと対戦。先発大場(東洋大)が5回を無得点に抑え、二ケタ三振を奪うなど好投。打線も序盤の集中で得点を重ね、9-4でフランスを圧倒した。
決して「派手」な打線ではない日本。しかし、この日は、課題の攻撃面においても、いくつか走塁ミスがあったものの「きっちりした野球」ができたのではないか。特に1,2回で2点ずつ入れて4-0で迎えた4回裏の攻撃は「らしい」形だった。
4点差でノーアウト1塁という場面で、バントをして、相手のミスを誘い1,2塁。続く佐藤が3塁線にボテボテのゴロを転がしたが、それが功を奏して、どこにも投げられず満塁。続く大塚が、内野に転がして、3塁ランナーを迎え入れた。そのあとヒットでつないで3点目。さらに岡田の内野ゴロの間にもう一人帰って、この回4点目。8-0として試合を決定付けた。初戦、2戦目の「悪い日本」ならば簡単に打ち上げてチャンスをつぶしているところだった。だが、最低でも強いゴロを打って、ランナーを進めるという「気持ちでつないだ」攻撃だったといえるだろう。
この大会、日本は「貧打」に苦しんだ。
一軍や大リーグで活躍するスラッガーがやってきて、長打を連発すれば、見た目も派手だし、面白いだろう。だが、そんなバッターは、今回の日本代表にはいなかった。でもランナーがいるときに、最低でも前に進める・・というチームバッティングの基本は彼らでもできる。また、その野球をしっかりとやってきたからこそ、日本は世界有数の野球王国になれたはずだ。
フランス、チェコの投手はいずれも、ストライクゾーンをたっぷりと使ってコースを投げ分けてきた。国際試合ならではのストライクゾーンの違いもあって、選手のとまどいも大きかっただろうが、少なくともいえるのは「丁寧に投げ、しっかり守る」という投手を中心とした守りの野球をされれば、誰が相手でも、決して楽なゲームにならないということが分かった。
それに対抗するには、「取るべきときにきちっと点を取る」やり方しかない。「状況に応じたバッティング」という戦術の基本をしっかりと胸に刻んで臨んだ中国戦、そして準決勝は、いい結果が残った。
明日はいよいよ決勝。相手は中国、チェコどちらになるか分からないが、中国の野球ファンにこれが「日本の野球」だ、と胸を晴れる「きっちりした野球」で今大会を締めくくりたい。
HISTORICAL ARCHIVE / 2007-08
<プレ五輪>野球日本代表、フランスを破る 現地報告
過去掲載記事をアーカイブから復元したものです。本文は当時の表記を維持しています。
出典・公開日時・復元状況
- 原掲載先
- スポーツナビ+/スポーツCHINA〜体育中国
- 筆者(原ページ署名)
- 朝倉浩之
- 当時の公開日時
- 2007/08/22 15:25 GMT+9
- 公開日時の根拠
- dc:dateとページ内日付・投稿時刻を照合一致
- 復元元URL
- http://www.plus-blog.sportsnavi.com/asa8043/article/173
- 保存日時(UTC)
- 2008-10-13T04:21:06Z
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