SPORTS CHINA
中国体育
A CLOSER LOOK AT
SPORTS IN CHINA
← 歴史的アーカイブ一覧へ
HISTORICAL ARCHIVE / 2007-08

美しき五輪水上公園、だが??も

過去掲載記事をアーカイブから復元したものです。本文は当時の表記を維持しています。
出典・公開日時・復元状況
原掲載先
スポーツナビ+/スポーツCHINA〜体育中国
筆者(原ページ署名)
朝倉浩之
当時の公開日時
2007/08/08 19:28 GMT+9
公開日時の根拠
dc:dateとページ内日付・投稿時刻を照合一致
復元元URL
http://www.plus-blog.sportsnavi.com:80/asa8043/article/142
保存日時(UTC)
2007-11-12T07:50:44Z
Internet Archive
保存ページを開く ↗
本文の復元状況
保存本文を抽出し原HTMLと照合済み。保存前の欠落や編集履歴は未確認。
写真の復元状況
写真7か所は保存画像未取得のため非表示です。本人撮影・権利保有の確認は済んでいます。

当時の公開日時:2007/08/08 19:28 GMT+9 / 筆者:朝倉浩之

順義区の町はまさに五輪ムードに包まれているという感じだ。 等間隔に並ぶ街灯には、みな「好運北京(グッドラック北京)」の旗がはためき、町のあちこちには、ボランティアセンターがある。整備された広い道路は、まだ真新しい。ここを「オリンピック専用バス」がひた走る。 オリンピック「専用線」。20分の行程で運賃は1元(約16円) 会場周辺はよく整備された真新しい道路が広がる オリンピック水上公園に到着。北京からは約45キロ離れる郊外だが、空港からは非常に近い。ここでは、来年の本番ではボート、10キロ遠泳、カヌー・スラロームが行われる。五輪関係で新しく作られる施設の中では最も広く、敷地面積は162・59ヘクタール。ボートのレースが行われる人工池の長さは2270メートル、幅162メートル、深さ3.5メートル。隣には、カヤックコースもある。 緑豊かな、まさに『水上公園』で、またボート競技という性質からか、西洋からの人たちが多く、何かここだけ中国ではないような「開放的」なムードが漂っている。あちこちで英語が飛び交い、万国旗がはためいている。おそらく来年の五輪の時は、こんな国際的な雰囲気が北京のあちこちに生まれるのだ・・と実感する。 昨日から開幕した今大会だが、現在は予選の真っ最中。結果については後ほど、レポートしたい。ちなみに日本選手団も参加している。 いくつか気になった点があるのだが、一つは、メディア向けのトイレ。一般の観戦客の皆さんには関係ないことかもしれないが、中に入ってびっくり・・例の『ドアのないトイレ』・・というか、便器が横にいくつか並んでいるだけという「囲いのないトイレ」である。これを見て、デンマークからきたメディア関係者が驚いていた・・。メディア向けのトイレだけに、各国からの人々が利用する。少し『汚い』話だが、あえて提議したい・・。こんな『開放的』はやめたほうがいい・・・。 ただ観客用のトイレはちゃんと「ドア付き」なのでご安心を もう一つ驚いたのが、チケットだ。チケット売り場がしまっていて、何人かの市民が文句を言いながら帰っていくのを見たのできいてみると、11日までの大会チケットは全て「売り切れ」だという。しかも23日から始まる別種目のボート競技も、開幕初日の午前の部は売り切れ・・。何でも、開幕3日前にすでに売り切れたというのだが、会場は写真を見れば分かるようにガラガラ。 スタンドはがらがらの状態 だがチケットは売り切れで、係員もいない。23日以降の別種目のチケットのみ夕方から販売を始めるとのこと・・・ 前回の「テコンドー世界選手権」の際に指摘したことだが、やはり多くのチケットが一般に出回らず、あちこちに(企業等なのだろうか)にばら撒かれているのだろう。人気競技ならまだしも、ボートは・・・という感じで、それを受け取った人も、実際に足を運ぶ人は少ない・・だからガラガラ、なのでは、と推測できる。(完全な推測だが・・) いずれにしても、席がまだまだある状態で、せっかく楽しみにしてやってきた市民を追い返してしまうという状況は、はっきりいって最悪である。 このプレ五輪、そして来年の五輪本番で最も大切なことは、もちろん金メダルを多く取ること・・であってもいいのだが、それとともに、多くの市民が一流のスポーツに触れ合い、一部の『選ばれたもの』だけの『特権』となっているスポーツの位置づけを変化させることであってほしい。 だが、スポーツを見ることができる人は、何らかの人脈を持っている人に限られるとすれば、やっぱりスポーツが「特権』であり続けることになる。果たしてこんなことでいいのだろうか・・・。 それはともかくとして・・ さあ、まもなく、天安門広場でのメインイベントが始まる。今日8月8日、五輪一年前イベントのクライマックスだ。中国が威信をかけて臨む世紀の大イベントに向けてのカウントダウンのスタートである。
写真7か所は保存画像未取得のため非表示です。本人撮影・権利保有の確認は済んでいます。
← 歴史的アーカイブ一覧へ