← 歴史的アーカイブ一覧へいよいよ8月8日がやってきた。
北京五輪は来年2008年8月8日午後8時に開幕する。この「1年前」の節目の日に、オリンピックに向けて、北京がにわかに動き出したような気がする。
ここ数日、どんよりした曇り空、時折地面をたたく雨。だが、中国は国家を挙げて、この「8月8日」を晴れにするよう「研究」してきた。つい最近、気象関係者が集められて、今年の8月8日を最後の「気象操作」のチャンスと捉えて、気を引き締めて臨むよう、発破をかけたばかりだ。
そして、今日は、日中、さんさんと太陽が降り注ぐ真夏の天気となった。
青空が広がった当日。建物はCCTV中国中央テレビの局社
恐るべし・・そしてすごい・・中国。というほか無い。だが、年配のある中国人の同僚は、この『気象操作』を「ねじれている・・なにかが・・」と表現した。
ミサイル弾で雲を散らす・・雨を事前に降らせて、雲をなくす・・・さまざまな『気象操作』の方法が話題に挙がったが、今回、中国がとった方法が『功を奏した』のか、それとも『たまたま運がよかった』のか。
いずれにしても『晴れた』。しかもここ何週間か、ほとんど晴れらしい晴れが無かったにもかかわらずだ。だから、素直に「すごい」と思う・・・。
朝8時。北京西部、地下鉄1号線「軍事博物館」を降りて西側の「中華世紀壇」で1年前イベントが行われた。ここは中国の歴史、文化などの展示が行われる博物館があるとともに、いわば中国の「愛国教育」の中心ともいえる場所。普段は広場のようになっており、すぐとなりはCCTV中国中央テレビの局社だ。ここで「百万市民朝練」なるイベントが行われた。
数え切れないほどの人々が色とりどりの衣装に身を包んで、石段を埋める。『百万』と銘打つだけある。お決まりの『お偉方』の挨拶に続いて、太極拳の披露。白いユニフォームに身を包んだ中高年の「選手」たちが、数千人はいるだろうか。一斉に太極拳を舞う。この様子は壮観だ。中国らしさの滲み出るイベントだったと思う。
ただ、その周囲に集まった市民を会場に近づけず、警察官が周りを厳重に囲んでいた。警備上の問題もあるとはいえ、もう少し、一般の市民が気軽に参加できるようなイベントにならないものか・・・少し残念な気がした。
会場に集まった市民
私は、続いて北京北部の郊外、順義区にある「オリンピック水上公園」で行われるプレ五輪「ボート世界ジュニア選手権(~11日)に足を運んだ。あえてタクシーを使わず、庶民の足であるバスを乗り継いだ。
各国の大使館が並ぶ「東直門」の地下鉄駅を出て、郊外へ向かうバス915路に乗る。揺られること1時間あまり。順義区の市街地に到着。「勝利小区」で下車して、しばらく歩くと、「オリンピック専用バス」の乗り場がある。
先ほどのバスは、いつもの北京らしく愛想のない車掌だったが、こちらは打って変わって、笑顔で車内へ迎えてくれた。しゃべり方もはきはきした女性の車掌さん。もちろん個人の性格もあるだろうが、オリンピックが近づいてきたことの気持ちの高まりもあるのだろう。運賃は1元(16円)。20分ほどでオリンピック水上公園に到着する。バスは大会期間中、毎日朝5:30から夜11:00まで走るとのこと。車内はクーラーもほどよく効いていて、心地よく会場へ向かうことができた。
(続く)
HISTORICAL ARCHIVE / 2007-08
五輪一年前・・・あっ晴れた!今日一日の動き
過去掲載記事をアーカイブから復元したものです。本文は当時の表記を維持しています。
出典・公開日時・復元状況
- 原掲載先
- スポーツナビ+/スポーツCHINA〜体育中国
- 筆者(原ページ署名)
- 朝倉浩之
- 当時の公開日時
- 2007/08/08 18:41 GMT+9
- 公開日時の根拠
- dc:dateとページ内日付・投稿時刻を照合一致
- 復元元URL
- http://www.plus-blog.sportsnavi.com:80/asa8043/article/141
- 保存日時(UTC)
- 2007-11-11T12:58:39Z
- Internet Archive
- 保存ページを開く ↗
- 本文の復元状況
- 保存本文を抽出し原HTMLと照合済み。保存前の欠落や編集履歴は未確認。
- 写真の復元状況
- 写真5か所は保存画像未取得のため非表示です。本人撮影・権利保有の確認は済んでいます。
写真5か所は保存画像未取得のため非表示です。本人撮影・権利保有の確認は済んでいます。
← 歴史的アーカイブ一覧へ