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HISTORICAL ARCHIVE / 2007-07

<アジア杯>中国、脅威のホスト国に戦々恐々

過去掲載記事をアーカイブから復元したものです。本文は当時の表記を維持しています。
出典・公開日時・復元状況
原掲載先
スポーツナビ+/スポーツCHINA〜体育中国
筆者(原ページ署名)
朝倉浩之
当時の公開日時
2007/07/09 22:24 GMT+9
公開日時の根拠
dc:dateとページ内日付・投稿時刻を照合一致
復元元URL
http://www.plus-blog.sportsnavi.com:80/asa8043/article/104
保存日時(UTC)
2007-07-12T09:49:03Z
Internet Archive
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当時の公開日時:2007/07/09 22:24 GMT+9 / 筆者:朝倉浩之

日本は第1戦のカタール戦、勝ちを逃した。序盤から完全にゲームを支配していたにも関わらずだ。終了直前のFKからの失点はサッカーの怖さをまざまざと見せ付けられた瞬間だった。 さて、中国代表は明日(10日)いよいよ初戦のマレーシア戦を迎える。中国サッカーファンは、これまでの結果を見て、戦々恐々としている。タイがイラクに1-1で引き分け。そしてベトナムはなんとアラブ首長国連邦(UAE)に2-0と完勝した。番狂わせを演じたタイ、ベトナムはいずれも今回の主催国。今日の夕刊紙「北京晩報」には“天下大乱”なる文字がでかでかと一面に載った。そして明日対戦するマレーシアも主催国の一つ。前回の2004年大会でホスト国としての”地の利“を「存分に」生かして、準優勝にこぎつけた中国としては、今度は逆の立場に立って、主催国を相手にすることになる。 やはり現地の気候が最大の負担だろう。昨日は、気温は27,8度とそれほど高くはなかったが、湿度は80パーセント近く。これでも1年でもっとも過ごしやすい時期だというのだから、最も暑い時期はどうなるのだろうということになる。 中国は各地で気候がまったく異なるものの、基本的には、きわめて乾燥した大陸性気候の地域が多い。大会の前に河北省で張ったキャンプはかなりの蒸し暑さだったから、決してこの種の暑さが「初体験」というわけではないだろうが、それにしても、前後半90分、どれだけモチベーションを保ってプレーできるかは非常に微妙だ。 そして何よりも、現地の地元ファンが球場にもたらす雰囲気が大きいだろう。「観客がゲームを作ってしまう」という現実は、中国代表が誰よりも実体験して分かっていることだろうから。 だから、第1戦のマレーシア戦は、今大会の中国代表の“全て”といっていいだろう。実力的には、明らかに中国代表が勝っている「はず」だが、初戦であり、かつホスト国相手、という特殊な条件の中、一勝を挙げるには、かなりの苦労が強いられるに違いない。 楽々予選突破すると思われたオーストラリアがオマーンに、そして日本がカタールに引き分けに終わったことからしても、ことこの大会、しかも初戦においては、前評判など無関係なことが分かる。 いよいよ、“はるか上”にあるベスト4を目標に戦う中国が明日、初戦を迎える。中国はワントップに韓鵬、トップ下に海外組の邵佳一、そして中盤に鄭智を置いて、縦のラインを作る4-4-1-1のフォーメーションで臨む。代表の朱監督はマレーシアの特徴が「速さ」であり、一方、ディフェンスラインの横への動きが緩慢な点を指摘した。ミーティングでは、「攻撃面」についての話はほとんど出ず、もっぱら守備の確認に時間を割いたという。課題は「守ること」、そしてサイドからの早い攻撃。選手たちには専ら守備面での規律の遵守を要求した。 果たして、今大会初めての「主催国喰い」は成るのか。注目の一戦は、明日、21時35分(日本時間)から始まる。
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