SPORTS CHINA
中国体育
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SPORTS CHINA — 中国スポーツの記録と現在
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/ 政策・社会 / 朝倉浩之

「体育祭は軍事訓練!?」中国の学校スポーツの過激な実態

初出:note原文

https://sportschina.org/blog-2/

日本の運動会とは次元が違う!?

日本の運動会といえば、赤白に分かれてリレーや玉入れ、組体操なんかをして、最後はみんなで「青春っていいなぁ…!」としみじみするイベントだ。

だが、中国の学校スポーツはそんな甘いものではない。いや、むしろ「軍事訓練」のような厳しさすらある。体育祭は戦場さながらの緊張感に包まれ、生徒たちは「戦士」となって競い合うのだ。

「日本の運動会?あれはレクリエーション。中国の体育祭?それは"試練"である!」

今回は、そんな「中国の学校スポーツの過激な実態」を、日本の運動会と比較しながら面白おかしく紹介していこう。


「まずは隊列を整えよ!」——開幕から軍隊モード

中国の体育祭(正式には「スポーツ大会」や「秋季運動会」と呼ばれる)は、開会式からすでに異次元だ。

「位置につけ!全員、直立不動!」

大会の開始前、生徒たちはキッチリ整列し、軍隊のようにビシッと統率された行進を披露する。校長先生の挨拶の後、各クラスがまるでパレードのように行進し、観客(主に教師と保護者)の前を堂々と歩く。

日本の運動会なら、せいぜい「入場行進」くらいのノリだが、中国では「軍事パレードのリハーサルか?」と思うほど統制されている。中には、本物の軍服を模したユニフォームを着る学校もあり、完全に「戦闘モード」だ。


「倒れるまで走れ!」——限界突破の競技

日本の運動会では、「徒競走」や「綱引き」「玉入れ」などがメインだが、中国の学校では競技の種類も桁違い。

① 1000m走(男子)・800m走(女子)
「え、長くない?」と思うかもしれないが、中国の中学・高校ではこれが「基本競技」だ。日本の運動会の50m走や100m走とはわけが違う。

レースが始まると、全力でダッシュする生徒もいれば、途中で足が止まりそうになりながらも必死に走る生徒もいる。ゴール後、息も絶え絶えで倒れ込む生徒たち。先生たちは「ナイスガッツ!」と声をかけるが、本人たちはもう意識が朦朧としている…。

② 立ったまま倒れる!「軍人式倒立」
この種目では、腕立て伏せのようなポーズから、背筋を伸ばしてピンと立つことが求められる。軍隊の訓練のように、一糸乱れぬ動作でキレよく決めなければならない。

「フォームが乱れている!」と先生から指摘されると、容赦なくやり直し。「オリンピックの体操競技か?」と思うほどの厳格さだ。

③ 「綱引きは全身戦!」
中国の綱引きは、日本の「楽しく力を合わせるイベント」ではない。

「掛かれーーー!!!」

という先生の号令とともに、クラス対抗の綱引きがスタート。生徒たちは本気でロープを引き、時には足元を取られて転倒する者も続出。しかし、誰も手を離さない。軍隊のような結束力で、倒れても引き続けるのだ。


「気合いが足りん!」——体育教師は鬼軍曹

体育祭を成功させるためには、やはり体育教師の存在が欠かせない。日本の体育の先生も熱血だが、中国の先生は「鬼軍曹」レベル。

ある生徒が1000m走でペースを落とすと…

「走れ!気合いが足りん!メダルを取りに行くんだ!!!」

え、ここは軍隊ですか?

時には、先生が選手の背中を叩いて鼓舞し、チームメイトが「加油!(頑張れ!)」と大声で応援。体育祭が終わる頃には、生徒たちはまるで訓練を終えた軍人のような表情になっている。


「表彰台の重みが違う!」

日本の運動会では、「みんな頑張ったね!」という雰囲気で、勝敗を気にしすぎることはない。しかし、中国の体育祭は違う。

「勝者こそが英雄!」

各競技の優勝者には、金メダルのような表彰状や賞品が授与される。成績の良い生徒は、学校の掲示板に写真付きで掲載され、ヒーローとして称えられるのだ。

「お前は素晴らしい戦士だ!」

と称賛される一方で、負けた生徒は「次はもっと努力しろ!」と発破をかけられる。この徹底した競争意識こそ、中国のスポーツ文化の象徴ともいえる。


まとめ:中国の体育祭、ハードすぎる!

日本の運動会が「青春と感動」なら、中国の体育祭は「試練と勝負」。

どちらが良いかは別として、少なくとも「中国の生徒は本気で鍛えられている」ことは間違いない。彼らの強靭な精神力と身体能力は、こうした学校教育の中で培われているのだろう。

もし日本の運動会に中国式の要素を取り入れたら…?

「気合いが足りん!やり直し!」

と先生が叫び、リレー選手が1000m走を義務づけられ…そんな未来は、ちょっと考えたくない(笑)。

さて、あなたならどちらの体育祭に参加したい?

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